2019年3月18日月曜日

年度末のご報告

先日、このブログで告知させていただいた、テンミリオンハウス月見路さんによる「つきみじカフェ」が3/17に行われました。
月見路のみなさま、「すまいるママ」のみなさま、ご参加の方々、子ども達、ありがとうございました。
当日は午前10:30から午後3:30まで、月見路の会場で、音楽療法士の井上様の進行により歌と楽器演奏の会、月見路スタッフ様手作りの昼ご飯、カフェタイム(子どもはアイス、大人はケーキ)、大人同士のおしゃべりや子ども同士の遊び、和やかに時が過ぎて行きました。ご参加は全体で40から50名ほどのようでした。

おもちゃ図書館は、おもちゃをいくつか持ち込ませていただき、子ども達はたっぷりと遊んでくれました!
プラントイ社の大型キッチンセンターは本格仕様で大人気ですが、重さと大きさから、通常、貸し出し対象外としています。でも月見路さんとは至近距離の立地で、また、担当の方が二人掛かりで運んでくださり(行きも帰りも)、持ち出すことができました。
子どもたちは最初こそ遠巻きでしたが、程なく夢中でおままごと。プラントイ玩具はゴムの木が素材で、おもちゃの野菜やパンやお皿などは軽く、彩かな色と絵を施してあるので遊びやすく、誰をもワクワクさせてくれるのです。
そのほか、電車やパトカーなどのサウンドおもちゃ、オーボール、大小スフィア(パーツを多彩に組み合わせた、伸び縮みする網目状のボールのようなもの)、サンダルメーカーが作った軽く彩色豊かなB-ブロック。どれも、とてもよく遊んでくれて、おもちゃ自身も嬉しかったのではないかしら・・・

集まられたのは、障害をお持ちのお子さんとそのご家族たちのグループ。
1歳の赤ちゃんから幼稚園児、小学生、それぞれ、見知ったご家族や初参加の方々もいたようでしたが、いざ、遊んで歌って演奏して、ご飯を囲んで、和やかな輪が室内のあちこちにできていました。
私も、赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、小学生女子とおしゃべりしたり、年長の子とおままごとをしたり、大型スフィアにすっぽりはまった子と室内散歩を楽しんだり。
あ〜〜本当に素敵な日でした!
おもちゃ図書館からは「良い本いっぱい運動」から今冬寄付いただいた新品の本をご参加の方にプレゼント、ささやかながらお役に立ったようで、嬉しかったです。
また最後の片付けまで、皆様に率先してお手伝いいただき、本当にありがたかったです。

おもちゃ図書館は「障害のある方もない方も、皆がこの世界を構成していく大切な存在。未来に希望を持って、支え合って、この社会をよりよく楽しく生きよう」
を体現するためにある場だと思っています。
今回、月見路さんからお誘いいただき、ご協力できて、改めて実感しました。
そして、おもちゃ図書館の家主様も見守りで参加され、長く携わってきた教育相談やカウンセリングのノウハウから、障害の子たちのお世話やお母様とのおしゃべりを楽しんでおられました。

こうして様々な方に多方面から支えられて、おもちゃ図書館miniは活動できています。

2009年の6月に武蔵野市内で開館したmini、今年の6月には開館丸10年となります。
節目を迎え、原点を常に忘れず、必要なことをしていきたいと思います。
どうぞ皆様よろしくお願いいたします。

次回の開館は4/15です。それまでお元気で!!

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